災害時、妊娠糖尿病療養どうしたらいい?
台風15号による停電や断水のニュースを見て、昨年の胆振東部地震の時のことを思い出しました。
わが家は停電だけでしたが、どうやり過ごしたかまとめてみました。
また、通っていた病院で災害時の対応についての講演を聞きに行ったので、役立ちそうなところをお伝えしたいと思います。
食事について
バランスのよい食事がとれそうなら一番良いのですが、避難所などで配布される食事しかない場合。
急激な血糖値の上昇は出来るだけ避けたいので
・糖質だけの食事を摂らざるを得ない場合、なるべくゆっくりよく噛んで食べる。
・タンパク質や野菜があれば、先にゆっくりよく噛んで食べる
・水分補給はこまめに。スポーツドリンクは高血糖を起こしやすいので可能な限り飲まない。やむを得ず飲む時は少しずつ。
以上、講演のメモを参考にしてみました。
わが家で地震の後備えたものは、
・主菜になる缶詰(さば缶やベーコンの缶詰など)
・チーカマ
・大豆水煮缶詰
・乾燥野菜
糖質だけのものしかない時でも、ないよりはマシかもしれません。
あと、冷蔵庫のものがダメになる前に生肉は全部焼いてしまいました。結果的に焼肉に…
インスリンについて
胆振東部地震のときはまだインスリン使っていなかったので災害時の対応は実行しませんでしたが、その後出産まで使っていたので。
病院の講演で聞いたことで関係ありそうなところは、
・停電して冷蔵保存できなくなったインスリンは数日なら問題なくその後も使える。
室温なら40日間保存可能。ただ猛暑日の状況下は室温とは言えないと思うので医療関係者に確認することをお勧めします。
・針が足りない場合、4~5回は使えるが、3回くらいで曲がる可能性はある。曲がったら使用不可。
・食前のインスリンは食事量に合わせてインスリンを打つ。食事量が半分ならインスリンも半分など。
・手持ちのインスリンが3日分程度になっていたらかかりつけの病院や薬局に連絡する。
・手持ちのインスリンがない場合は避難所の救護所へ。
停電していたらネットもつながらないと思いますが、何らかの参考になればと思います。
まとめている間静かに一人遊びしていてくれてありがとう息子よ…!
一日も早い復旧をお祈りしております。
復旧まで不安だと思いますが、何かの参考になれば幸いです。
highriskgdm-konatsu.hatenablog.jp